2017/02/10 3002M 特急草津2号 乗車録
私用で上京することになり、ただ単に向かうのでは妙味もないので、来たる3/4のダイヤ改正で運転時間が大幅に変更となる草津2号で向かうこととした。
閑散期ではあるが金曜であるから、指定席券を買うのは少し躊躇われたが、切符上に時刻を残したいという一心で購入した。
▲今回の指定席券
本当は乗り通したいところである。しかし筆者は上州北部在住であるから渋川から上野までの利用。うーん残念…!
渋川を11:45に出発した草津2号は、自由席は6-7割程度の、指定席は車両によるが3-5割ほどの乗車率で一路上野を目指す。
新前橋ではほぼ変わらず。その次の高崎では小さな入れ替えがある。筆者の乗る7号車からは中国人らしき観光客の団体が降りていった。埼玉県に入った本庄、深谷、熊谷での入れ替えは少ない。やはり時間の問題なのか…
今回のダイヤ改正では先述の通り草津2号の運転時間が変更となる。
▲JR東日本高崎支社プレスより
この草津2号、現行ダイヤでは長野原草津口を11:02に発ち川原湯温泉や中之条、渋川といった温泉の玄関口となる駅で観光客を拾いながら進み、高崎からはデータイムの数少ない高崎線特急として上京、上野には13:31に到着する。(記事下部に時刻表を掲載)
まあ今回の改正までよくこんな時間でやってきたなと思わせてくれるダイヤである…。観光帰りとしてはいささか早すぎるし、かといってビジネス利用も微妙な時間である。
改正後はおおむね2時間の繰り下げとなり、早めの昼食で草津温泉に昼まで滞在できるようになる。草津4号との補完関係も改善されるだろう。
ただ、ビジネス的利用に関しては改善されたとは言い難い。が、そもそもこの特急はビジネス利用を目的としたものではないからあまり気にしなくて良いのかもしれないが…
また、草津号全体として停車駅も少なくするとのこと。よりいっそう(?)観光という側面が強くなりそうだ。
列車は武州路を快走する。さすがの大宮では4割ほどの乗客が降りた。浦和、赤羽はほぼ変わらず。そのまま列車は上野駅の地下ホームに滑り込む。
地下ホームに入る列車が少なくなり、寂しくなる上野駅だが特急の着くこの瞬間だけは人がいる。しかしそれも瞬く間のことである。5分もすればまた寂しい上野駅が戻る。今日も上野はつれない世界を見せている。
〜Gallery〜
▲窓枠がいい感じに視線を遮る。とは言ってもキハ261系のようなまではいかないが…。651系では、上りで奇数、下りで偶数列の座席がコレにあたるので、座席指定が可能な時は気をつけてみたらいかがでしょうか…
▲651系はスワローあかぎのためにやってきたようなもの。スワローサービスの説明に多くがさかれている。
▲今の上野駅をみて啄木は何を思うのか…。中国語の訛りなら聞けるかもしれないが笑
〜メモ〜
○草津2号ダイヤ
左:2016ダイヤ 右:2017ダイヤ
長野原発 11:02 13:03
川原湯〃 11:08 レ
群馬原〃 11:22 レ
中之条〃 11:26 13:26
渋 川〃 11:45 13:45
新前橋〃 11:58 13:57
高 崎〃 12:06⑦ 14:04
本 庄〃 12:21 レ
深 谷〃 12:28 レ
熊 谷〃 12:38 14:34
大 宮〃 13:06⑥ 15:00
浦 和〃 13:13 15:07
赤 羽〃 13:22 15:15
上 野着 13:31⑮ 15:26⑬
○高崎支社 2017ダイヤ改正プレス
http://www.jreast.co.jp/takasaki/news/pdf/20161216_info.pdf
お読みくださいましてありがとうございました。これからも何かしら記事を載せてまいります。よろしくお願いします。初書き込み♪